「相互作用を喚起するアイデアスケッチ手法 : Interactive Sketch の提案」JSSD 58th 春期研究発表会 口頭発表

日本デザイン学会 58期 春期研究発表会にて、g-i-fで使用しているアイデアスケッチ手法「Interactive Sketch(インタラクティブスケッチ)」を相互作用を喚起するアイデアスケッチ手法として、口頭発表を行いました。

“デザインプロセスにおいて、製品開発や作品制作を行う際に、思考を図によって外化する方 法としてアイデアスケッチが存在する。アイデアスケッチは、自己のアイデアを外化し、また他者とイメージを共有する際に有効と考えられるが、スケッチの手 法は確立されているものが少ない。その結果として、自分が書いたアイデアスケッチを見てもその内容を思い出せない、また専門領域の異なる者同士がスケッチ を行うときに、描画力の差がアイデアの質に大きな影響を与えてしまったり、コンセプトが正確に解釈されない等の問題が考えられる。 上記問題に対して、筆 者らはアイデア記述にいくつかのルールを定めることによって、スケッチ初心者にも習得し易く、正確にアイデアの記述を行える「Interactive Sketch」を提案する。本手法はアイデアを記述する際の道具及び手法に一定の制約を与えることでデザイン上の統一を図り、1.画力からくるアイデアの 質差を解消する、2.アイデアのコンセプトを他者に正確に伝える、3.他人のアイデアを自分のアイデアの向上に役立てることが目標である。”

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【WS1】 スケッチワークショップ / 赤羽亨+金箱淳一 

「時計をデザインする」ことをテーマとして、スケッチメソッドを活用しながらアイデアを広げていく手描きのアイデアスケッチと、そこで得たアイデアをスタイロフォームで迅速に具現化する、形態のスケッチ(ダーティーモデリング)の2つからなるワークショップ。アイデアスケッチでは、IAMASのJames Gibsonによって開発されたスケッチ手法を改良した「Interactive Sketch」を利用して、短時間でなるべく多くのアイデアを出すことを試みました。また、ダーティーモデリングでは、スタイロフォームを使って、実物大のモデルを素早く作って現実空間の中にあるモノとして具現化を行ない、現実空間内でのスケール感のチェックや、他の人とのアイデアの共有を行ないました。

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【「時計」展】beyond 117 / 金箱淳一

撮影: 萩原健一

時報における音の構成要素を電子デバイスで再現したものです。
117に電話をかけた時、受話器の向こうに何があるのでしょうか。